現在の悠くん2011/08/23

悠くん
悠くんはいつも首からコミュニケーションブックを提げて、
背中にはリュックというスタイルです。

コミュニケーションブックは玄関を入ってすぐのところに掛ける所があり
家に帰り着くとそこに掛けます。
出かける時は、そこからブックを取って首から提げます。

通園先の施設では、ロッカーの中に入れてます。
必要があればそこまで取りに行くということをします。

支援学校の時には、万が一引っ掛けたり引っ張られたりしたら
危険なので、教室の机の横に掛けておくことにしていました。

ただ・・・小学部の頃というか、最初の頃は、
悠くんがコミュニケーションブックを、まだ大切な情報にして
いなかった頃には、常に携帯するということを身につけさせるために、
教室の移動などの時には持って行って、常に近くに置いておいてもらうと
いうことをお願いしました。

今では少しぐらい離れた所に置いてあっても、必要ならそこまで取りに行くということをします。

ただ・・・
ほとんど具体物そのものを示す形でのやり取りをしますので、
あまりコミュニケーションブックを使いません。
どうしても目の前になくて指差せないものについてはブックを使ってやり取りするという感じです。


小さい頃、目の前にあるものでもカードを使わせようとしたことがありました。

たとえば「お茶」のカード、悠くんがお茶を飲む用コップの写真なのですが、それを示すよりお茶が入れてある冷蔵庫を示す方が早いです。
悠くんは、カードではなく直接、食器棚を開けてコップそのもの示す、
または、冷蔵庫を示すので、「何?」と聞くと、冷蔵庫を開けてお茶のポットを指差すということをします。

近くにある具体物を指し示す方が早いので、悠くんも手間がかかるほうより、
手軽な方を当然使います。
ここで「ブックで教えて」と伝えると、ブックを取りに行ってちゃんと開けてお茶の写真を示してくれますが・・・
具体物が近くにあるのに、わざわざ遠くにあるカードを取ってきて示すというような面倒な方法を使う必要があるのかと悩んでいたら・・・


結局、悠くんは近くにある具体物を示す方が早いので、
いつでも必ずその方法を取ります。
具体物で伝えられるのにわざわざめんどうな手順を取らせる必要はない、大切なのは「伝えること」なんだと思って、結局は今の方法になってます。


なので、コミュニケーションブックで悠くんが伝えてくることは、
プールや買い物先のお店の確認、どこのプールか、どこのお店かという確認です。
それと先の予定のお出かけ先の確認というような、目の前に具体物がないものについてやり取りするときに使います。




追伸
ちょっと石川遼くんに似た感じなのですが・・・・
これって親ばかでしょうか??

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