そろそろ運動会の時期?2013/09/15

園では夏のプールが終わり
そろそろ運動会の練習が始まってるのでしょうか・・・
帰宅後の悠くん、ちょっと落ち着きがありません。

ビーズ並べをぜんぜんしません。
飽きてしまったのか・・・・解りませんが
ティッシュちぎりを毎日しています。
推測ですが・・・
落ち着いているときは座ってビーズを触る
落ち着きがないときは、ティッシュちぎりをしている
じーっと落ち着いて座っていられない時にティッシュ?
というような感じだと思うのですが
実際には解りません。
ビーズに飽きてティッシュをしているだけなのかもしれませんが・・・

ティッシュで何をしているかというと・・・
感覚や感触を楽しむ遊びしかできない悠くん
箱からしゅっと引き抜く感覚
ティッシュそのものを裂く感覚
裂いたティッシュを手のひらの上でふわふわっとする感触
楽しんでいるのはこのあたりなのでしょうか?


運動会のせいかどうかもわかりませんが・・・
支援学校の頃はこの時期すごく調子が悪くなりました。

「比較」というか2つの物も比べるということ出来ないので
競争とか勝ち負けとか全く理解できません。
そういう重度の知的障害がある人たちに
運動会っていうのはどういう意味があるのでしょうか?
本人たちは楽しんでいるのでしょうか??
本人たちの体力作りのために運動するというのでしたら
とてもいいことだと思いますが・・・

重度の人たちの成人の施設で親を呼んで運動会って・・・・・
わざわざ「運動会」にするのはなぜでしょうか?
なぜ親を呼ぶのでしょうか?


悠くん、大学生の年齢です
サリーはもう運動会は見に行きません。

大学生が自分たちで運動会をするとして・・・
自分たちで楽しむためにするものと思います。
親も呼ばないでしょう
友達は呼ぶかもしれませんが・・・
障害があるからといつまでも親を呼ぶのはなぜでしょう
障害があるといつまで経っても親離れ子離れさせても
らえないですね


運動会を小学部から続けてきているので
悠くん自身は慣れているかも知れません。
あちこちで伝統行事のように行われるイベントですので
慣れてもらわないと困ります。

ですが・・・
運動会があるということ、運動会の競技内容、などなど
当然本人たちには知らせるべきことを
言葉が理解できない人たちにどうやって伝えてるのでしょう・・・
それがいつも不思議です。

「必ず悠くんに解るように伝える。伝えられない所には
連れて行かない伝えられない事はしない、させない。」
悠くんが幼児期にそう決意?してから、
どうやって伝えたらいいのか、どうやったら伝わるのか、
どうやったら悠くんが理解してくれるのか・・・
常に示し方、伝え方を悩んできました。
言葉が通じない人たちにそんなに簡単に伝えられるとは
思っていません。
その重度知的障害をもった人たちの施設で
年に1度しかない運動会という伝えるのが難しいものを
どうやって伝えているのか、本当に伝わっているのかということは
とても興味があります。

運動会当日ではなく、事前の練習の時に見学させてもらった方が
いいのかなぁと思います。