サリーの樹～その後　【大人になった悠くん】

いつもサリーが連れてっている皮膚科に、今後はサリーとではなくヘルパーさんと行くことにしました。


悠くんがいつも行っているガイドヘルプのプールは
悠くんが小学生の頃からずっと行っています。
ヘルパーさんたちも同じメンバーでずっと変っていません。
慣れた人たちと慣れた場所に行くという感じでした。

今回は新しい試みです。
いつもと違う事業所の初めてのヘルパーさんと、遊びの場所ではなく、
今までサリーとしか行った事のない病院へ行くということを
してみようと思います。



毎月第４土曜日に悠くんと車で１０分ぐらいのところにある
皮膚科に行っています。
第４土曜日は皮膚科とカレンダーには書き入れてありますので
皮膚科であることは知っています。

当然悠くんはいつものようにサリーと車でいくと思っていますので
悠くんに伝えるためのスケジュールを用意します。


いつものように車ではなくバスで駅前に行って、そこから少し歩いて
皮膚科に行くことになります。
歩く距離はバスで一駅程度です。
車だとすぐなのですが、路線だと意外と遠いです。

そしてその駅前にはいつもヘルパーさんと行く、悠くんの大好きな
ロッテリアがあります。

悠くんが誤解したり混乱したりしないように伝えないといけないことは・・・
　・サリーとではなく、ヘルパーさんと行きます。
　・バスで駅前に行くけどロッテリアには寄りません。
この２つは絶対伝えないといけないだろうと思います。


上記の写真は伝えるために用意したものです。
当日はヘルパーさんに持ち歩いてもらって、悠くんが不安そうなら
一つずつ確認しながら行動してもらいます。
「サリーは行きません」「ロッテリアは行きません」をわざわざ
入れています。


一応悠くんに「皮膚科の日のスケジュールだよ」と伝えてから、
カレンダーの横に貼りました。

前日には『明日のスケジュール』の位置に移動させて、もう一度
内容を伝えます。


さて・・・
新しい試みはどうなるでしょうか。






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悠くんへの伝え方ですが・・・

紙に四角い枠を書いただけで伝えることもあります。

ですが、それは悠くんがすでに十分理解しているスケジュールを
「いつもどおりだよ～」とか「ここちょっと変更ね～」ぐらいのことを
伝える時です。
いつものことを略式で伝えるみたいな感じでしょうか。


今回のように初めてのここで丁寧に伝えないと誤解する可能性が
ある場合は、きちんと悠くんに伝わる方法、小さい頃から伝えてきたやり方で伝えます。

それでも十分伝えられるか不安なので、スケジュールを持ち歩ける形にして、
その都度一つずつ確認できるようにして、もしちゃんと伝わっていなかったら
すぐに伝えられるようにします。