バス座席の対応について2011/07/07

バス座席位置の続きです。

「表に出さなくても本当はすごく混乱しているから、
座席は決めたところに固定してください」と
園に対応をお願いするということも一つの支援の方向ですが・・・
サリーは反対方向を目指してきました。

なるべく変化させない環境の方が悠くんには楽なのはわかります。
ただ・・・サリーがいつまでも悠くんに付いているわけではなく
悠くんはいろんな支援者に支援されて生きていかないといけません。
「誰にでも支援しやすい」という方向を目指しています。

支援者のためではなく、悠くんのためにです。
悠くんの障害への理解、知的障害が重いということがどういうことなのか、
自閉症を伴っているのがどういうことなのか、ということをなかなか
理解してもらえないのが悠くんの現実です。

1対1のきめ細かい対応は親だからこそ出来るのだと思います。
その親しかできないような支援を続けていても
いつか親はいなくなります。

なので悠くんには適当な支援でも問題なく生きていける力を
身につけていかなくてはいけません。
適当な対応に慣れてもらわなければいけません。

ある程度のいい加減さは必要ではないかと思います。
適当な情報で動けるファジーさって大切かなぁと思います。

それと・・・
相手から与えられる情報だけでは絶対に足りません。
足りない情報、知りたい情報は自分で求めていく力と
相手がなかなか気がついてくれなくても、
自分の主張を相手に伝わるまで諦めないで伝える力
この2つの力は必要だと思っています。

やり取りを通して情報交換をする力が付いてきてから、
上記の2つの力も少しずつ付いてきたように思います。


悠くんが知りたいと思っている情報をきちんとわかり易く伝える工夫をする時期は
とっくに過ぎたと思っています。
中学部ぐらいまでなのではないでしょうか。
高等部ぐらいからは、親から離れて生きていく力を付けていく段階と思っていますので、
やり取りを通して情報交換をする力をもっと身につけてほしいと思います。