サリーの樹～その後　【大人になった悠くん】

夕方のことです。
悠くんは帰ってくるといつものようにおやつを食べ始めてました。

サリーは夕食の食材で、冷凍してあるものを解凍しようと
シチュー用のお肉を冷凍庫から出して流し台の横に置きました。
それを見た悠くん、おやつを食べるのを中断して
サリーが置いた物を見に来ました。
＞　悠くんの心の声「今日の夕食は何だろう・・・」
シチューのお肉のパックを目で確認すると、おやつのところに戻っていきました。
＞　悠くんの心の声「ふむふむ、シチューか～」


悠くんはしゃべれないので、サリーが勝手に心の声をつけましたが、
たぶんそんな感じだと思います。

サリーが夕食に関係するだろう行動をとり始めると
必ず、夕食が何かを確認するために見に来ます。
聞いて来ることはありません。
そんな変わったものは作りません。
いつもだいたい同じようなものでレパートリーも決まっています。
悠くんは食材でその日の夕食を確認してます。

目で確認して戻る時の悠くんの表情というか様子で
今日はとても好きなものだから喜んでいるとか
特に反応が無いときとか・・いろいろです。

シチューはいまいちだったようです。
「ふーん・・・シチューか」という感じでした。